気温とともに湿度もぐっと下がり、肌の乾燥が深刻になってきました。
特に目もとや口周り、頬などはカサつきがちで、メイクのりも気になります。
さらに、寒さで体が冷えると肌の代謝が落ち、ターンオーバーの乱れやバリア機能の低下の原因に…。
そんな肌にとって過酷な冬を乗り切るためになくてはならないアイテムが、保湿効果の高い『クリーム』です。
今回は、クリームの役割と冬のお手入れポイントをご紹介します。
ビューティーアドバイザー 戸塚 佑佳
国際エステティック専門学院AMC静岡校の講師、スキンケアサロンエミュアールの店長として、正しい化粧品選びのアドバイスをしている。
目次
保湿ケアにはクリームが必需品
保湿ケアの最後には必ずクリームで蓋をしましょう。
化粧水を浸透させた肌をそのまま放置してしまうと、せっかくため込んだ水分はみるみるうちに蒸発してしまいます。
クリームには、水分を閉じ込めてうるおいをキープする役割があります。
肌の水分を保つ働きは年齢とともに低下してしまうため、化粧水の後は必ずクリームで肌のうるおいを守ってあげることが必要です。
Wコラーゲンで肌のバリア機能アップ
加齢や紫外線などの外部ダメージに加え、ストレスや睡眠不足などが原因で、肌内部のコラーゲンは分解・減少しています。
クリアクリームレームは、2種類のコラーゲンの働きで、肌を支える力をサポートします。
コラーゲンの配合率を高めることにより、ハリと弾力を与えて、みずみずしく健康的な肌を保つことができます。
【水溶性コラーゲン】(分子量の大きいコラーゲン)
肌の表面を覆うことで、肌にハリと潤いを与えます。
【加水分解コラーゲン】(分子量の小さいコラーゲン)
浸透力が高く、肌本来のコラーゲンやヒアルロン酸の生成を促進し、肌を内側からみずみずしく保ちます。
贅沢な植物成分がツヤのある素肌へ
高い美白効果で注目されている「カンゾウエキス」をはじめ、保湿効果に優れた「ヒバマタエキス」や「クインスシードエキス」など、天然植物成分を贅沢にブレンド。
肌荒れを防ぎながら艶やかな肌へ導きます。
うるおいベールで肌をやさしく守る
乾燥した肌はバリア機能が低下し、紫外線や刺激などの外部ダメージを受けやすくなり、肌荒れをはじめとした様々な肌トラブルを招いてしまいます。
クリアクリームレームは、しっとりなめらかなテクスチャーで、肌の上にうるおいの膜を形成し、空気の乾燥や外部刺激から肌を守ります。
冬のお手入れポイント
塗り残しを防ぐ5点塗り
最初に額・鼻の頭・両頬・顎先の5点にクリームをのせ、やさしく塗り広げると、顔全体を均一に保湿できます。
吸い付く感触がOKのサイン
顔全体に広げたら、手のひらで押さえ込みます。
手のひらが肌にモチッと吸いつく感触が、しっかり保湿されたサインです。
おやすみ前の追いクリーム
夜の洗顔やお風呂上りにきちんと保湿したからといって、油断は禁物!
寝る前にもう一度肌を触ってみて、しっとりと柔らかく感じない部分があったら保湿が足りていない証拠!
もう一度クリームを重ね塗りしましょう。
乾燥した肌をふっくらハリのある肌に蘇らせるマッサージをご紹介します。
マッサージにより表情筋とリンパをもみほぐすことで血行が促進され、気になるシワ・ほうれい線・たるみにも効果的です。
さらに、顔色がワントーンアップするうれしい効果も期待できます。
おわりに
夜のケアももちろん大切ですが、朝のケアで保湿やマッサージをしっかり行なうことで、むくみが改善されたりメイクのりも良くなります。ぜひ試してみてくださいね。
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