春から急増!肌の大敵、紫外線
日差しの強い夏はしっかりUVケアをしている方が多いと思いますが、実は春から紫外線量は増加しています。紫外線を浴びることにより、シミや肌老化の原因に。紫外線について知り、春からしっかり対策をしていきましょう。
ビューティーアドバイザー 戸塚 佑佳
国際エステティック専門学院AMC静岡校の講師、スキンケアサロンエミュアールの店長として、正しい化粧品選びやスキンケア方法のアドバイスをしている。
目次
Q.紫外線ってどんな種類があるの?
紫外線(UV)は大きく3つに分けられています。
●紫外線A波(UV-A)
毎日少しずつ浴びることで蓄積する生活紫外線。表皮の奥まで侵入し、肌老化を引き起こす原因となります。
●紫外線B波(UV-B)
ヒリヒリする肌の炎症など、一般的な日焼けの状態を引き起こします。皮膚を黒くし、シミやソバカスの大きな原因となる美肌の大敵です。
●紫外線C派(UV-C)
オゾン層に吸収され地上までは届きません。
Q.よく聞くSPF・PAって何?
●SPFとは
『Sun Protection factor』の略で、UV-Bの防止効果を表す数値になります。通常、日本人の肌ではSPF値に20分をかけた時間が紫外線を防止できる目安時間となります。
●PAとは
『Protection grade of UV-A』の略で、UV-Aをどれくらい防止できるかという目安で、3段階(PA+、PA++、PA+++)に区分されています。
Q.紫外線の量に違いはあるの?
紫外線は、一年中同じ量が降り注いでいるわけではありません。
紫外線は春から秋が一番多く、年間の70~80%がこの時期に降り注いでいます。
「部屋の中なら安心」「日陰なら安心」というのも間違いです!紫外線は上からだけでなく、照り返しや反射であらゆるところから降り注いできます。天気や屋内外に関わらず、いつでも紫外線をブロックしましょう。
シミ・シワ・肌の老化の原因となる日焼け対策をすることで、5年後10年後の素肌につながります。
「洗濯物を干すためにちょっとベランダへ」「窓際で日向ぼっこ」など、油断しないためにも、朝のメイク時には必ず紫外線対策をするとともに、夜のアフターフォローもお忘れなく。
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