メイク崩れを予防する「スキンケア」
ビューティーアドバイザー 戸塚 佑佳
国際エステティック専門学院AMC静岡校の講師、スキンケアサロンエミュアールの店長として、正しい化粧品選びやスキンケア方法のアドバイスをしている。
目次
メイク崩れの原因
毎朝きちんとメイクしても、お昼ごろになると脂っぽく感じたり、夕方にはメイクが崩れていたりといった経験はありませんか?
正しいスキンケアをしてからメイクをすることで、メイク崩れは簡単に防ぐことができます!
まずはメイク崩れの原因を知りましょう。
原因1 汗や皮脂
メイクが崩れる最大の原因は「皮脂」です。
主にTゾーン・小鼻周り、頬などの皮脂分泌が盛んな部分は、メイクが崩れやすい部分です。
皮脂を抑えたくなりますが、皮脂をとりすぎてしまうと、水分不足だと感じてしまい、逆に皮脂の分泌が過剰になってしまいます。
原因2 乾燥
肌が乾燥している状態でメイクをしても、吸着力が低いため、崩れやすくなります。
乾燥が進むと肌のバランスも崩れ、メイク崩れの原因になります。
原因3 洗顔
ザラつきやテカリが気になるからといって、肌をゴシゴシ擦ったり、洗いすぎたりする洗顔はNG。必要な皮脂まで取り除いてしまう可能性があります。
メイク崩れを完全防止!気をつけるポイント
メイク崩れしないように、乾燥やテカリを抑えるスキンケアのコツをご紹介します。
POINT1 洗顔
まずは、肌に付着した刺激物を落とすことが基本です。
私たちの肌も美しくなろうと毎日頑張っていますが、肌には汚れを落とす力はありません。そのため、「洗顔」はとても大切なスキンケアです。
◆ぬるま湯(温度:30~35℃)で洗顔
◆洗顔料をしっかり泡立て、泡をクッションにして肌に押し当てて洗う
◆ゴシゴシ擦ると肌細胞を傷つけたり皮脂をとり過ぎたりしてしまうのでNG!
POINT2 保湿
メイク崩れを防ぐには、肌のうるおいバランスを整えることがポイントです。肌は乾燥を感じると皮脂を盛んに分泌して補おうとする性質があります。
スキンケアで充分な保湿をすれば、皮脂の分泌を抑えられ、メイク崩れも防止できます。
◆たっぷりの化粧水で保湿
◆水分が蒸発しないよう、クリームで蓋をする
◆顔全体を手の平で覆うようにしてなじませます。指で軽く押したときに、吸い付くようなしっとり肌がベスト!
POINT3 メイク
◆肌にピタッと密着するゲルファンデーションがおすすめ
オイルフリーで汗や水に強く、メイクしたてのキレイが一日中続きます。
◆仕上げに粉おしろいを
粉おしろい(フェイスパウダー)には、皮脂や汗を吸着して化粧崩れを防いでくれる役割があります。メイクアップの仕上げに使用することで、キレイを保ちます。
おすすめアイテム