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インナーケア

むくみ顔を防ぐ!寝る前30秒ケアと一杯の習慣

朝、鏡を見て「なんだか顔が重い…」と感じる日、ありませんか?

そのむくみは、実は寝る前のたったひと工夫で防ぐことができます。

忙しい日でも取り入れやすい30秒のケアと、体をそっと温めるやさしい一杯で、翌朝のスッキリ感がぐっと変わります。

今回は、寝る前にできる簡単な『むくみ対策』を紹介します。

エミュアール化粧品のビューティーマネージャーが教えます!

ビューティーマネージャー 戸塚 佑佳
国際エステティック専門学院AMC静岡校の講師、スキンケアサロンエミュアールの店長として、正しい化粧品選びのアドバイスをしている。

朝のむくみはなぜ起きる?

朝のむくみには、寝ている間の体の状態と前日の食事や生活習慣が関係しています。

●寝ている間に起こるむくみ

寝ている間は血流やリンパの流れがゆっくりとなり、横になった姿勢が続くことで、顔まわりに水分が集まりやすくなります。さらに、日中のスマホやPC作業で首や肩の筋肉がこり固まったままだと、その緊張が流れを妨げ、むくみにつながることがあります。 就寝中は体温が自然と下がるため、流れが滞りやすく、朝のむくみを感じやすい状態になってしまいます。

●前日の食事・生活で起こるむくみ

前日の食事や過ごし方も、翌朝のむくみに大きく影響します。

塩分の多い食事をとると、体は水分をため込もうとするため、むくみが出やすくなります。また、水分が不足すると体が水分を保持しようと抱え込み、逆に水分をとりすぎても排出が追いつかず、余分な水分が体に残りやすくなります。
アルコールを飲むと体の水分が一時的に失われ、その後「水分を補おう」と体が反応することで、翌朝顔がむくみやすくなります。

寝る前30秒ストレッチで巡りを整える

むくみを翌朝に持ち越さないための、ベッドの上で寝たままできる簡単ストレッチをしましょう。

Step 1:ツボ押し(10秒)

耳たぶの下、あごの骨の角の外側にあるツボ「天容(てんよう)」を、親指でやさしく押します。痛気持ちいい程度の力で、ゆっくり呼吸しながら。

Step 2:フェイスライン・首をほぐす

耳の下からフェイスライン、首にかけて、指の腹でもみほぐします。 こりをゆるめるイメージで、強い力は必要ありません。

Step 3:耳下から鎖骨へ流す(10秒)

耳の下から首に沿って、鎖骨へ向かってやさしく押し流します。老廃物を流すような気持ちで、ゆっくりと。

Step 4:首ストレッチ

最後に首を左右・上下にゆっくり動かし、首まわりをすっきり整えます。

ポイント

強い刺激は不要。寝る前は「気持ちいい」と感じる強さで行いましょう。
ベッドの上で、力を抜いて行いましょう。

仕上げは『温かい一杯』で内側からサポート

ハーブティー
白湯

シンプルながら、体を内側からじんわり温め、血流をサポートしてくれます。寝る前に飲むことで体がリラックスしやすくなり、むくみをため込みにくい状態へ導きます。

ノンカフェインのハーブティー(カモミール・ルイボスなど)

カモミールは心と体をゆるめ、穏やかな眠りをサポート。ルイボスはミネラルを含み、水分バランスを整えるのに役立ちます。どちらも寝る前に安心して取り入れやすい一杯です。

一杯のコツ

寝る直前は飲みすぎず、数口〜1杯程度でOK。

「ほっとする」ことを大切に。

おわりに

朝のむくみは、寝ている間の体の状態や前日の習慣が影響しています。
寝る前に30秒のケアと温かい一杯を取り入れるだけで、翌朝の顔印象は変わります。
ぜひ、寝る前のリラックスタイムに取り入れて、むくみをためこまない朝を目指してみてください。

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