化粧水をパンパンッと叩き込んで「よし!」なんていう使い方していませんか?
化粧水ひとつとっても、コットンを使ってみたり、片手にのせて指でつけてみたり、両手でパンパン叩き込んだり・・・と使い方はまちまち。
もし、「そういうものだ」と当たり前だと思い込んで使い続けていても効果実感どころか、毎日続けることで、逆にダメージが少しずつ積もってしまい、化粧水がなじむどころか肌への負担が心配です。
スキンケアやメイクをするときの使い方や、適量、ちょっとした習慣を見直してみませんか?
今まで使っていたアイテムも、正しい使用方法で使うとちょっと違いを感じることができるかも。せっかくのケア時間を無駄にさせないために、今回は初心に戻り「基本の使い方」について考えてみましょう。
ビューティーアドバイザー 戸塚 佑佳
国際エステティック専門学院AMC静岡校の講師、スキンケアサロンエミュアールの店長として、正しい化粧品選びやスキンケア方法のアドバイスをしている。
目次
適量を使っていますか?
使用量は多すぎても少なすぎても効果が半減。きちんと肌に必要な量を与えることで効果や実感が大きく変わってきます。より早く効果を実感するために、1回の使用量を守りましょう。
▼使用量・使い方を動画でチェック!
ゴシゴシこすっていませんか?
「お肌の敵」といえば、紫外線、乾燥、そして摩擦です。
顔を洗うときや化粧水をつけるとき、肌をゴシゴシこするのをやめるだけで、乾燥もくすみもシミもシワもやわらぐはずです。摩擦による刺激は、肌のバリア機能を損ない、炎症や色素沈着を引き起こす原因です。
肌に触れる時、手に力が入っていませんか?
手に入っている余分な力を抜いてみてください。赤ちゃんに触れるような感覚で、やさしく包み込むように触ってみましょう。スキンケアに力は一切いりません。時間をかけて、やさしくなでて、押し込むというのを意識してみましょう。
やさしく触れることで肌の凹凸などに気づき自分の肌としっかり向き合うことできます。丁寧に、丁寧に、ちょっと丁寧すぎるかな?ぐらいが丁度いい。
スキンケアやメイクをするとき、いつもより優しく触れてみてください。
肌への触れ方を変えるだけで、乾燥や肌トラブルにならなくなるはずです。
塗る順番は正しいですか?
もうひとつ、意識してみてほしいのが、塗る順番。
洗顔やクレンジングは一番汚れが気になる部分からなじませ、乾燥しやすい部分は最後になじませます。
スキンケアは、乾燥が気になる部分からなじませて、ベタつく部分には最後に塗る。
また、ファンデーションはカバーしたい部分から塗り、何もないところは余りをなじませることで厚塗り感のない自然な仕上がりに。
慣れた手順で、無意識にしてしまう一つ一つの行程ですが、今夜はちょっと手を止めて、順番を意識してみてください。
おわりに
いつも使っているアイテムを、ちょっと丁寧に優しく使うだけで、肌のコンディションやメイクの仕上がりが変わります。是非、より効果実感するための適量と使い方で、天然ゲルを使ったスキンケアの心地よさをより実感してほしいなと思います。
おすすめアイテム