気温や湿度が低下すると、口元・目周りの乾燥が気になり始めます。
まだ乾燥対策ができていない人は、今から怠ることなくケアをしていきましょう。
今回は、寒さが気になり始める季節だからこそポイントとなる「化粧水」のスキンケアをご紹介します。
毎日なんとなくやっているスキンケアを見直し、化粧水で角質層がパンパンになるくらいの潤いをキープしましょう♪
ビューティーアドバイザー 戸塚 佑佳
国際エステティック専門学院AMC静岡校の講師、スキンケアサロンエミュアールの店長として、正しい化粧品選びやスキンケア方法のアドバイスをしている。
目次
化粧水と潤い
肌が乾燥しているとメイクのりも悪くなり、見た目が気になるだけでなく、肌が荒れたり赤くなったりと日常生活に影響が出てしまうことがあります。
朝のメイクに影響が出ないようしっかり保湿された肌をキープするには、スキンケアのステップがとても大切です。
化粧水は、潤いケアで欠かせないステップのひとつ。
洗顔後、肌を整えるために用いる化粧水ですが、一番の役割は皮膚の角質層に水分や保湿成分を補給することです。
顔全体を化粧水で湿らせ、潤いを与えることで肌の毛穴が小さくキメが整った肌となります。
化粧水テクニック
化粧水の効果を最大限に引き出すためには、「手でつける」のが断然おすすめです。 手と顔は同じ皮膚のため親和性(なじみやすさ)があり、温かい手のぬくもりで更に浸透もよくなります。
乾いている肌へたっぷり水分補給するために、数回に分けて浸透させてみましょう。
通常の化粧水の適量は500円玉大ですが、乾燥している肌には1回でその量が入っていきにくいことがあります。
1回の量を10円玉大に減らし、3回に分けて少量ずつ浸透させましょう。
化粧水のなじませ方
- 10円玉大の化粧水を手のひらにのばし、内側から外側へ顔全体に大きくなじませます。手のひら全体で顔へなじませると、硬くなった肌がほぐれやすくなり、肌に水分が入りやすくなります。
- 手の平で顔を包み込み、手が肌に吸い付くまでやさしくパッティングをしてなじませます。
- ①~②を3回繰り返します。
- 目の周り、口元は指の腹でパッティングしながらなじませましょう。
フェイスマスクを併用するとより効果的
特に乾燥が気になるときは、フェイスマスクを使ってたっぷりと潤いを補給してあげるのもおすすめです。普段のスキンケアと比べて、肌のもっちり感がぐんとアップします。
ワンランク上のお手入れ方法としてチェックしておきましょう。
おわりに
乾燥肌が気になってくる秋から冬にかけて、とにかく肌に潤いを与えておくことが大切です。
その他、栄養バランスや湿度、お風呂の温度などにも気をつけることで、乾燥に負けない肌作りをしていきましょう。
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