スーパーで菜の花や山菜がたくさん並ぶと、春の訪れを感じますね。
季節の移り変わりを感じる食材を味わい、健康と美容にも役立てましょう。
目次
春の旬な食材【山菜】
春の味覚といえば、「山菜」。
タンパク質や脂質が少なく、食物繊維、ビタミン、ミネラルが多いことが特徴ですが、一番の特徴は独特な苦味があることです。春の山菜ならではのほろ苦さには、抗酸化作用やデトックス効果があり、春先に山菜を食べることで 、冬の間にためこんだ余分な脂肪や老廃物を排泄してくれる効果があります。
山菜の種類は、約350種類!?
山菜は、350種類前後あると言われていますが、そのうち美味しいと万人に食べられているのは、およそ80~100種類ほどです。日本の北から南で、採れる時期や気候により、手に入りやすい山菜も違います。身近な山菜5種類の効果をご紹介します。
たけのこ
たけのこにはいろいろな栄養が含まれていますが、その中でも注目したいのは食物繊維です。食物繊維は、美容効果が期待できることで知られ、便秘解消や血糖値上昇の抑制、コレステロールの吸収を抑えてくれます。老廃物を体外へ排出することで、生活習慣病の予防にもなります。
ゼンマイ
β―カロテンが豊富で、抗酸化作用によるアンチエイジング効果が期待できます。また、ビタミンCやカリウム、葉酸、食物繊維なども豊富に含まれているため、風邪予防、美肌作り、便秘解消効果もあり、女性におすすめの山菜です。
ふきのとう
ふきのとうは、ビタミンEが多く含まれている山菜です。ビタミンEには強い抗酸化作用があるため、細胞の老化防止に作用し、アンチエイジングに効果があります。また、血行を促進して冷え性を改善したり、血液中のコレステロールを抑制したりするなど、健康と美容の働きが多くあります。
ウド
ウドは、クロロゲン酸という抗酸化作用の物質を含んでおり日焼けによるメラニンの抑制などの効果があると言われています。また、疲れにくく抵抗力を保つといわれている「アスパラギン酸」も豊富に含まれているので疲労回復にもおすすめです。
ノビル
ノビルには、タンパク質、ビタミン類、鉄、食物繊維などの豊富な栄養が含まれています。「免疫力アップ」「疲労回復」「便秘解消」「老化防止」「美肌効果」などの健康効果があります。日本全国どこにでもある身近な山菜です。
山菜の炊き込みご飯
材料(2合分)
- お米 2合
- 茹でたけのこ 100g
- ゼンマイ 70g
- しいたけ 1枚
- グリンピース 適量
- 油揚げ 1/2枚
- ☆酒 大さじ1
- ☆醤油 大さじ2
- ☆みりん 大さじ1/2
- ☆だしの素 10g
作り方
- 米をとぎ30分ほど水に浸けてからざるにあげる。
- 具材を食べやすい大きさにカットする。
- 炊飯器に米、☆の調味料、2合分の水を入れ、さっと混ぜる。
- 具材をのせ、炊飯器で炊く。
- 炊き上がったら10分程蒸らしてご飯と具材をさっくり混ぜたらできあがり。
おわりに
山菜には健康にも美容にも効果のある栄養素が豊富に含まれています。旬の食材を取り入れ、春の味覚で季節の訪れを感じましょう。
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