春の日差しが気持ちいい季節になりましたが、それにともなって紫外線の量も多くなってきました。
「マスクをしているから大丈夫!」「夏のように紫外線が強くないからまだ必要ない」と思う方が多い春先ですが・・・油断大敵です!
きちんと紫外線対策をしているかしていないかで、5年後、10年後の肌が変わってきます。毎日のスキンケアとメイクで、春からしっかり紫外線対策をしていきましょう。
ビューティーアドバイザー 戸塚 佑佳
国際エステティック専門学院AMC静岡校の講師、スキンケアサロンエミュアールの店長として、正しい化粧品選びのアドバイスをしている。
目次
紫外線による肌老化
紫外線を浴びることで、細胞内で活性酸素が発生し、肌内部にある基底層が刺激を受け、シミの原因であるメラニン色素を作り出します。 また、ハリや弾力を担う真皮層のコラーゲンやエラスチン繊維も傷つけられたり失われたりすることによって、肌にシワやたるみが生じます。
最近では、「光老化」ともいわれ、老化の原因は約8割が光老化によるものといわれています。
紫外線を浴びた時間と強さが比例して肌に現われるため、紫外線対策に油断は禁物です。
隙間から降り注ぐ紫外線に注意!
紫外線対策で見落としやすいのが、塗り漏れや必要な量を肌につけていないことによる“隙間”です。塗り漏れがあったり、塗る量が少かったりすると、 せっかくのUVカット効果も半減。隙間から紫外線が入り込み、ダメージを受けてしまいます。
さらに気をつけたいのが、マスク着用により生じる“隙間”です。
マスクの中は高温多湿となり、化粧崩れしやすく、うっかり紫外線ダメージの隙を与えてしまうことも。マスクで肌を隠せているからといって油断せず、お化粧直しや日焼け止めの塗り足しで隙間を作らないようにしましょう。
日焼け止めを塗る量
日焼け止めに記載されているSPFの数値は、皮膚1cm四方に対して2mgの日焼け止めを塗ったときの効果として測定されています。これは顔全体に塗ると約500円玉大の量になります。
塗る量が少ないと十分な効果が得られないため、適量を守って塗布しましょう。
正しい日焼け止めの塗り方
肌にやさしいノンケミカルの日焼け止め
おわりに
春から紫外線は急増しています。屋内にいても、窓ガラスや薄いカーテンを透過して室内に入ってきてしまうので要注意!「気が付いたら日焼けしていた…」「シミができてしまった…」ということのないように、紫外線対策は早めにスタートしましょう♪
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