7月は、紫外線の「量」「強さ」がともにピークを迎える季節です。
スキンケアやメイク、日焼け止めを上手に活用して万全な対策をしましょう!
ビューティーアドバイザー 戸塚 佑佳
国際エステティック専門学院AMC静岡校の講師、スキンケアサロンエミュアールの店長として、正しい化粧品選びのアドバイスをしている。
目次
シミの原因を知って夏肌美人をめざしましょう
シミの原因になる「メラニン」。
よく耳にしますが、実際にどのようにシミの原因になっているかご存じでしょうか。
メラニンは決して悪者ではなく、「紫外線から皮膚の細胞を守る」という重要な役割があります。
日焼けして黒くなっても、通常ならメラニン色素は排出されるため、もとの肌色に戻ります。しかし、排出されないと肌内部に色素が残り「シミ」となって現れます。
強い紫外線を浴びたり、長時間紫外線を浴び続けたりすると、メラニンはどんどん増えてしまいます。
メラニンの増える量に対して、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)が追い付かなくなると、シミは肌表面に残ったままになってしまいます。
紫外線からしっかり肌を守りつつ、メラニン生成を抑制するケアとターンオーバーを促すケアが重要となります。
シミ対策ケア
<紫外線対策>
シミの原因であるメラニンを増やさないためにも、紫外線対策を万全にしましょう!
強い紫外線を浴びる時や長時間の外出時には、日焼け止めはもちろん、日傘や帽子、服装でカバーするなど直接紫外線を浴びない工夫をしましょう。サングラスの着用もシミ対策に効果的です。
<シミの排出を促す>
肌のターンーオーバーが衰えると、シミが留まる原因になるため、角質ケア(ピーリング)でメラニンを含む古い角質を除去しましょう。
夏は肌の水分が奪われやすい環境なので、しっかり保湿をしてからピーリングをし、肌への負担を軽減させましょう。
7月のスキンケアステップ
洗顔は汚れを落とすだけでなく、古い角質を取り除きターンオーバーを促す役割があります。クレンジングゲルとナチュラルグリーンのダブル洗顔で丁寧に洗顔をしましょう。
皮脂分泌の多くなる夏は、さっぱりタイプのスキンケアがおすすめ。紫外線ダメージをケアしてくれるヒーリングエイドローションとクリアクリームホワイトで保湿をしましょう。
さらにシミ対策には、美白美容液エンリッチドPTエッセンスWをプラスすると◎
美容液は、洗顔後の何もつけていない肌にまずなじませます。次に使う化粧水やクリームの浸透力も高まります。
昼間はアクアゲルカラーで紫外線から肌を守りましょう。SPF15・PA+で肌に負担をかけないやさしいつけ心地です。
おわりに
紫外線はシミだけでなく、シワやたるみなどの肌老化の原因にもなります。UV効果のある日焼け止めやファンデーションで肌を守ることはもちろん、「保湿ケア」も重要です。夏もしっかり保湿をして肌のバリア機能を高めましょう。
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