1年のうちで最も肌トラブルが多い「冬」。
顔だけでなく、手や足、背中など全身に、乾燥によるかゆみや肌荒れが急増します。
天然ゲルの保湿ケアでボディもしっとりなめらかに整えましょう。
ビューティーアドバイザー 戸塚 佑佳
国際エステティック専門学院AMC静岡校の講師、スキンケアサロンエミュアールの店長として、正しい化粧品選びやスキンケア方法のアドバイスをしている。
目次
乾燥しやすい部位や年齢って?
顔のスキンケアと比べると、簡単にすませがちなボディケア。
顔も体も肌の構造は基本的には同じですが、部位によって、または年齢・生活習慣によっても、乾燥しやすい部分が違い、肌悩みも異なります。
顔と同じようにボディも保湿ケアをしっかり行わないと、肌トラブルを招いてしまいます。
乾燥するとなぜかゆくなるの?
肌の表面には角質という層があります。水分と皮脂のバランスが保たれた健康な肌はバリア機能が働き、 外からの刺激から身体が守られています。
しかし、乾燥した状態を放っておくと、水分が蒸発しバリア機能が低下してしまいます。
そこに、刺激が加わることでかゆみを引き起こしてしまいます。
かゆみに対して肌を摩ってしまうと、さらに肌状態を悪化させてしまうため、早めの保湿ケアで肌を守ってあげることが大切です。
全身の乾燥対策ケア
【やさしく洗う】
汗などの肌表面の汚れは刺激になるため、きちんと落とすことが大切です。
しかし、汚れを落とそうとゴシゴシ擦ると逆効果に。やさしく丁寧に洗いましょう。
乾燥しやすい冬は、「たっぷりの泡」で「やさしく手で洗う」ことがおすすめです。
【お湯の温度】
熱いお湯や長風呂は体温を上げすぎてしまい、かゆみを増したり、必要な水分や皮脂を落としすぎたりしてしまいます。
お湯の温度は38~40℃で、湯舟に浸かる時間は15分以内を目安にしましょう。
【入浴後、すぐに保湿ケア】
お風呂上りは、肌が水分を含んで柔らかく、スキンケアの浸透率や吸収率が高まっています。
その反面、水分の蒸発も早いため、早めに保湿ケアをすることが大切です。
全身を隅々までしっかりと保湿しましょう。
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