気温や湿度が上昇してくる春は、皮脂や汗の分泌が活発になります。
肌がベタついていると、春の風が運んでくるホコリやチリ、花粉などが肌に付着しやすく、肌荒れや肌トラブルを起こしやすくなります。
春の肌トラブルを防ぐためには「洗顔」で肌の汚れをしっかり落とすことが大切です!
ぜひこの機会に自分の洗顔を見直してみましょう。
ビューティーアドバイザー 戸塚 佑佳
国際エステティック専門学院AMC静岡校の講師、スキンケアサロンエミュアールの店長として、正しい化粧品選びやスキンケア方法のアドバイスをしている。
目次
スキンケアの基本は「洗顔」
朝も夜も、肌に化粧水やクリームを与える前に、まずは汚れをきちんと取り除くことが大切です。素肌を心地良い状態に解放してあげてから必要なスキンケアをすると、その効果を最大限に発揮します。
メイクや日焼け止めは夜のクレンジングでしっかり落とす
クレンジングは肌への負担を心配してメイクを落としきれていなかったり、逆にゴシゴシ洗いすぎてしまっていたりとういうことが起こりがち。
メイクが残っていても、洗いすぎていてもどちらも肌トラブルの原因になるので気をつけましょう。
朝晩の洗顔で汚れを落として清潔な肌を保つ
朝の洗顔は寝ている間の汗・皮脂・ホコリ・夜のスキンケアで使った化粧水やクリームを洗い流すために行います。
また、夜の洗顔は1日の汚れを落とすための役割です。
どちらも肌トラブルの予防になるだけでなく、次に使用する化粧水やクリームなどのスキンケア効果を高める働きがあるため、1日2回の洗顔を欠かさずにおこないましょう。
正しい洗顔方法で素肌をクリアに
①清潔な手で洗顔をする
手の雑菌が肌についてしまっていては意味がありません。顔に触れる時は必ず手を洗って清潔にしてから洗顔をしましょう。
②ぬるま湯で洗い流す
洗顔は水でもお湯でもなく「ぬるま湯(約32℃)」を使用しましょう。ぬるま湯は肌本来の潤いを失うことなく、皮脂や汚れを落とすことができる最適な温度です。肌に近い温度なので自然と毛穴が開き、汚れも落ちやすくなります。
③ゴシゴシ擦らない
汚れを落としたいからといって、手に力を入れすぎると、肌に摩擦を与え肌の赤みや炎症・シミやしわ、たるみなどの原因になってしまいます。やさしくゆっくりと洗顔を行いましょう。また、洗顔後は、タオルで首元の水気を拭き取り、顔はやさしくタッピングしながら水気をとります。
肌に負担をかけない天然ゲルクレンジング
アミノ酸系洗浄成分と天然ゲルの優れた吸着力で、メイク汚れを浮き上がらせて落とします。肌なじみがよく、ゴシゴシこすらなくても大丈夫。ウォータープルーフのマスカラやアイラインもしっかり吸着して落とします。どんな肌質の方もご使用いただけるクレンジングです。
使い方
One Point!!
手のひらに出したクレンジングゲルを人肌に温めて使用すると、メイクとのなじみがよくなり、毛穴に落ち込んだメイク汚れも浮き上がります。
古い角質を落としてなめらか肌へ導く美容石鹸
美容成分をぎゅっと凝縮した美容石鹸。弱アルカリ性の洗浄成分の働きで肌表面に溜まっている古い角質を柔らかくさせ、ゴワつきのないなめらかな肌へと導きます。肌をいたわりながらやさしくすっきり洗い上げます。
使い方
One Point!!
手のひらを逆さにしても落ちないくらいのキメ細かい泡をたっぷりつくり、やさしく洗いましょう。
おわりに
毎日おこなっていると、つい手順をおろそかにしがちですよね。ぜひこの機会にステップを一つずつ確認しながら、洗顔をおこなってみてください。肌の様子を意識しながら丁寧に洗うことで、美肌効果が高まります。
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