こんなお悩みございませんか?
- 毛穴の詰まりが気になる
- 毛穴が黒ずんでいる
- 毛穴が目立っている
毛穴の詰まりが気になっているからといって、ゴシゴシ擦るような洗顔をしていませんか?
今回は、毛穴詰まりの原因と正しい洗顔方法をご紹介します。
ビューティーアドバイザー 戸塚 佑佳
国際エステティック専門学院AMC静岡校の講師、スキンケアサロンエミュアールの店長として、正しい化粧品選びやスキンケア方法のアドバイスをしている。
目次
毛穴詰まりの原因
毛穴の詰まりにはさまざまな要因が関係しています。
皮脂の過剰分泌
皮脂は肌を外部刺激から守る役割を果たしていますが、過剰に分泌されると毛穴詰まりや雑菌の増殖を引き起こします。肌が乾燥したり、ホルモンバランスが乱れていたりすると、皮脂が過剰に分泌される原因になります。脂質や糖質の摂りすぎも皮脂の分泌が増えるため注意しましょう。
加齢による肌の弾力低下
加齢とともに肌の弾力を司るコラーゲンやエラスチンが減少します。その結果、肌のハリが失われ、毛穴もたるんでしまうため、皮脂や古い角質などが詰まりやすくなります。
肌のターンオーバーの乱れ
肌は一定のサイクルで生まれ変わりを繰り返しています。この肌の代謝をターンオーバーといいます。ターンオーバーが正常に行われることで、健康な肌を保つことができますが、加齢、睡眠不足、栄養不足、血流の低下、不規則な生活、肌の乾燥、ストレスなどの影響により肌の生まれ変わりのサイクルが乱れると古い角質が肌に留まるようになり、毛穴を詰まらせてしまいます。
洗顔でメイク汚れを落としきれていない
毛穴詰まりの原因のひとつに角栓があります。角栓は皮脂と古い角質が混ざり合ったもので、酸化することで黒くなります。毎日のクレンジング・洗顔で、汚れをしっかりと落とすことが大切です。
毛穴詰まりを解消する洗顔方法
毛穴詰まりを解消するために、まずは正しい洗顔で汚れをしっかりと落とすことが大切です。汚れが落ちることでその後のスキンケアの成分も浸透しやすくなるため、まずは洗顔方法を見直してみましょう。
●クレンジング前に!蒸しタオルで肌を温める
毛穴汚れを除去しやすいように、蒸しタオルで顔を温めて、毛穴を開きましょう。毎日の使用は肌に負担がかかるため、週に1回を目安におこないましょう。
●クレンジングは人肌に温めてから
手のひらに出したクレンジングゲルを人肌に温めて使用すると、メイクとのなじみがよくなり、毛穴に落ち込んだメイク汚れも浮き上がります。
● たっぷりの泡で肌をこすらず、丁寧に洗う
毛穴詰まりが気になる場合であってもゴシゴシこするような洗顔はNGです。たっぷりの泡を作り、顔全体に泡をのせ、肌と手が直接触れないように、泡の弾力を使って肌をなでるようにしながら洗いましょう。肌に負担がかからないよう、洗顔時間は1分以内を目安にしましょう。
●ぬるま湯で十分に洗い流す
熱いお湯ですすぐと、肌に必要なうるおいや油分まで洗い流してしまいます。人肌程度のぬるま湯(約32℃)で、髪の生え際まで丁寧にすすぎましょう。
●週に1回のピーリングケア
毎日の洗顔で落としきれない古い角質や毛穴汚れを週に1回のピーリングで落とし、なめらかな肌へ整えましょう。
毛穴対策におすすめの洗顔アイテム
STEP1 クレンジング
天然ゲルの吸着力で毛穴に入り込んだメイク汚れや皮脂、古い角質まで浮き上がらせて包み込み、やさしく取り除きます。オイルフリーで肌に負担をかけず、洗い上がりスッキリ。
STEP2 美容石けん
きめ細かく弾力のある泡が肌に密着し、毛穴に詰まった汚れまでしっかり包み込んで取り除きます。弱アルカリ性の洗浄成分の働きで、肌表面に溜まっている古い角質をやわらかくし、洗うたびにつるりとしたなめらか肌に整えます。
泡立てネットで簡単濃密泡を作ろう!
1.泡立てネットを軽く濡らし、「ナチュラルグリーン」を約10回こすります。
2.空気を含めながら両手でもみ込むように泡立て、キメ細かいもっちり泡を作りましょう。
3.逆さにしても落ちない固さの泡は汚れをしっかり吸着して肌への摩擦を軽減します。
★キメ細かい泡をつくるために、水分を多く加えすぎないようにしましょう。
STEP3 角質マッサージゲル
天然ゲルが余分な汚れや角質を巻き込みながら吸着するため、やさしくなじませるだけで汚れがポロポロと固まり、肌に負担をかけずに汚れを落とすことができます。
保湿成分「セラミド」が肌にうるおいを与えるため、ピーリング中の刺激をやわらげるだけでなく、ピーリング後の乾燥も最小限に抑え、しなやかな肌に整えます。
効果的な使い方
おわりに
スキンケアの基本である洗顔を見直すことで、その後のスキンケアの効果にも大きく差が出ます。この機会に洗顔方法を見直して、毛穴悩みのない健やかな肌を目指しましょう。
洗顔後は必ず丁寧に保湿することを心掛け、毛穴の詰まりにくい肌に整えましょう。
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