花粉症にお悩みの方にとっては、憂鬱な季節。
鼻水やくしゃみだけでなく、肌が乾燥したり、ヒリヒリしたり、かゆくなったりという肌トラブルを感じることはありませんか?
花粉症による肌トラブルを防ぐためのスキンケア方法をご紹介します。
ビューティーアドバイザー 戸塚 佑佳
国際エステティック専門学院AMC静岡校の講師、スキンケアサロンエミュアールの店長として、正しい化粧品選びやスキンケア方法のアドバイスをしている。
目次
STEP1 洗顔
1日の終わりにはクレンジングと洗顔石鹸でダブル洗顔。
花粉や黄砂など、肌に付着した目に見えない刺激物をまず落とす土台作りがポイントです。
クレンジングゲルは、 天然ゲルのアミノ酸系洗浄成分(L-アルギニン)の働きで、 毛穴の奥まで入り込んだ汚れまで吸着して取り除きます。
ゴシゴシとこすらなくてもするんと汚れを落とすので肌に負担をかけません。
お手入れ前のひと手間で効果UP!
クレンジングの前に肌を温めるとメイクとの馴染みがよくなり、毛穴に落ち込んだメイク汚れも浮き上がります。手の平に出したクレンジングを人肌に温めて使用するのが効果的です。
ナチュラルグリーンは、 抗菌、殺菌作用に優れているクロロフィルを配合。ニキビ肌の原因となるアクネ菌の増殖を防止し炎症を抑え、清潔でさわやかな素肌へ導きます。
洗顔は泡立てがポイント!
クレンジングでは落としきれない古い角質や毛穴・皮脂汚れを泡で除去。
泡立てネットを使い、もっちりとした泡を作り肌を洗います。
手の平でごしごしと摩擦を与える洗顔は肌トラブルの原因に。
クリーミーな泡で包み込むようにやさしく洗いましょう。
また、花粉症による肌荒れがある場合は、ピーリング洗顔、スクラブ洗顔などは避けましょう。
STEP2 スキンケア
花粉症による肌荒れ、花粉症皮膚炎の肌状態は、バリア機能が低下し、ゆらぎ肌・敏感肌の状態です。
ダメージを受けやすい季節は、洗顔後すぐのダメージケアと水分補給のダブルアタックが効果的。
角質層のすみずみまで水分を送り込むようにパッティングして浸透させてあげましょう。
Wローションで癒しながら潤い補充
まずは敏感な肌状態を落ち着かせてリセットします。
洗顔後、ヒーリングエイドローションをたっぷり手にとり、手の平で顔全体を覆うようにしながらなじませます。
肌がさらっとするまでなじませたら、エッセンスローションを手にとり重ねづけ。たっぷりと潤いで満たします。
クリームで潤いを逃がさない!
化粧水だけでは水分が失われてしまうので、フタをする意味でクリームを使いましょう。化粧水で肌を整えた後、パール粒大のクリームを手にとり、顔全体を手のひらで覆うようにして肌になじませます。
シミやくすみをケアしたい美白重視のさっぱり仕上げの方にはホワイトを、乾燥・シワをケアしたい保湿重視のしっとり仕上げの方にはレームがおすすめ。
STEP3 スキンケアメイク
日中も肌ケアを忘れません。美容成分たっぷりのファンデーションなら、メイクしている間もずっとスキンケア効果が続きます。
アクアゲルカラーファンデーションは、1gで6リットルもの水分保持力のある【ヒアルロン酸】と、肌の内側から潤いを与える【スフィンゴ脂質(大豆セラミド)】を配合。長時間しっとり潤いを持続させる保湿力と肌バリア機能を高めました。
無香料・合成着色料不使用・合成界面活性剤不使用の安心成分で肌に負担をかけません。
ピタッと密着、マスクにつきにくい!
オイルフリーで天然ゲルが主成分のゲルファンデーションは皮膚呼吸を妨げず、メイクしている事も忘れてしまうほど軽いつけ心地。 やさしくパッティングして肌になじませれば、ピタッと密着して化粧崩れの心配もありません。
肌の赤みが気になるときは、コントロールカラーのグリーンを使います。ベースカラーをつける前に、赤みの気になる部分に少量をトントンとなじませましょう。
おわりに
汚れをしっかり除去し、たっぷりと保湿ケアすることが、健康な素肌をキープするためのポイントです。
また、花粉の季節の敏感肌は摩擦や刺激に弱いため、マスクが肌の刺激となりヒリヒリしてしまうことも。 素肌を守るためにも、すっぴんにマスクをするのではなく、肌にやさしいアイテムでメイクをすることがおすすめです。
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