デスクワークなどで長時間同じ姿勢でいると、肩の筋肉が固まり、だるさや痛み、肩こりなど様々な不調の原因になります。
また、肩が内側に入り込んで猫背の状態が続くと、普段の姿勢も悪くなり、呼吸も浅くなってしまいます。
簡単肩甲骨ストレッチでコリをほぐし、肩こりや猫背を解消しましょう♪
体に酸素を取り込む
人は呼吸を通じて空気中の酸素を体内に取り入れ、二酸化炭素を排出します。取り入れた酸素は栄養素と結びついて燃焼し、活動エネルギーを生みだし、燃えカスとして出るのが二酸化炭素です。
呼吸が浅いと、空気が体に十分入らず、酸素と二酸化炭素を換気する効率が悪くなります。そうなると代謝が落ち、各臓器の働きが低下したり、疲れやすくなったり、だるさなど体の不調につながります。
姿勢を正して胸を開き、リラックスしやすい姿勢で深呼吸をするだけで、体の不調を整えることができます。
ストレッチの前にまずは深呼吸
- 背筋を伸ばして、鼻からゆっくり息を吸い込みます。おへその下に空気をためていくイメージでおなかをふくらませます。
- 口からゆっくり息を吐き出します。お腹をへこませながら、吸うときの倍くらいの時間をかけるつもりで吐くことがポイントです。
- ①~②を3回繰り返しましょう。
ストレッチ
- 腕をまっすぐ伸ばし、指先を反対側の手で手前に引き10秒キープ。
反対側の手も同様に行う。 - ①と同様に腕を伸ばし、手の平をひっくり返し指先を反対側の手で手前に引き10秒キープ。反対側も同様に行う。
- 両手を合わせて、上に押し上げるように伸ばし、5秒キープしたら腕を降ろす。
- 背中で肘を引き寄せ5秒キープしたら腕を降ろす。
- 顔の前で、肘から手首をくっつけて5秒キープし腕を降ろす。
おわりに
肩こりや運動不足の筋肉だと腕が上がらず、ストレッチを通して自分の肩が固まってしまっていることに気づきます。
毎日続けていくと、腕が大きく動かせるようになり、肩が少しずつ軽くなることを実感できます。デスクに座っているときでもできるので、ぜひ試してみてください。
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