スキンケア

シミの原因とスキンケアポイント

こんなお悩みございませんか?

  • シミが気になる
  • シミを予防したい
  • どんなケアをすればいいのかわからない

加齢とともに気になる肌トラブルの一つが「シミ」。
シミがあることで実年齢より老けた印象を与えるため、悩んでいる方は多いのではないのでしょうか。

今回は、シミの原因とシミ対策をしながら、新たなシミをつくらないスキンケアポイントをご紹介します。

ビューティーアドバイザー 戸塚 佑佳
国際エステティック専門学院AMC静岡校の講師、スキンケアサロンエミュアールの店長として、正しい化粧品選びやスキンケア方法のアドバイスをしている。

シミのメカニズム

シミとは

一般的に肌の「シミ」とされるものは、皮膚の表面にある表皮の一番下の基底層にある「メラノサイト(色素細胞)」で生成される「メラニン色素」が沈着したものです。

メラニン色素は健康な肌にも存在し、紫外線から肌を守るために作られています。強い紫外線を浴びたり、長時間紫外線を浴びたりすることで基底層にあるメラノサイトがメラニン色素を生成します。

健康な肌状態であれば、ターンオーバー(肌の生まれ変わり)により最終的に垢となり排出されます。しかし、加齢や紫外線などの様々な要因によりターンオーバー(肌の生まれ変わり)が低下すると、メラニンが排出されず皮膚の中に残ったままとなります。それが「シミ」です。

※ターンオーバー(肌の生まれ変わり)
古くなった肌表面の角質が、新しい表皮細胞に押し上げられて自然と剥がれること。健康で若い肌の場合、約28日周期でターンオーバーが起きるとされています。

シミの原因

紫外線

紫外線を浴びるとメラニン色素が過剰に生成され、シミが起こりやすくなる傾向があります。強い紫外線や長時間浴び続けるなどして多量のメラニンが生成されると、排出が追いつかなくなり肌に沈着します。

ストレス

ストレスにより発生する活性酸素がメラノサイトを刺激し、メラニンの生成を促すためシミができやすくなります。精神的ストレスでシミが濃くなったり、大きくなったりと大きな影響を与えます。また、ストレスはホルモンバランスを崩すことで結果的にメラニンの生成を促すなど、シミの大きな原因の1つになります。

生活習慣の乱れ

睡眠不足や栄養バランスの悪化、運動不足など生活習慣の乱れにより肌のターンオーバーが乱れるとメラニン色素の排出も滞り、シミとして肌表面に残りやすくなります。

間違ったスキンケアと肌への摩擦

肌は過剰な摩擦により刺激され、メラニンの生成を促し、シミとして現れます。洗顔時に顔を強く摩りすぎたり、スキンケアでコットンを使って擦るなど、間違ったスキンケアがシミの原因になることがあります。

女性ホルモンの乱れ

女性ホルモンのバランスが乱れるとメラニン色素をつくるホルモンも刺激を受けてシミができやすくなります。 このホルモンが原因によるシミを肝斑(かんぱん)と呼ばれています。ホルモンバランスの変化は年齢的な要因もありますが、ストレスなど精神的な影響も関係しています。

シミを予防するスキンケアアドバイス

シミは、一度できるとなかなか消えません。そのため、普段のスキンケアやお手入れでシミを予防することが最も大切です。シミができにくい肌環境に整えましょう。

【1】基本のスキンケアを怠らない

スキンケアが不足すると、乾燥し紫外線や摩擦などの刺激を受けやすくなります。その結果、メラニンの生成を促しシミとして肌表面に現れてしまいます。きちんと肌を保湿し健やかな肌環境に整えましょう。また、美白成分配合の美容液でのケアを積極的に取り入れていきましょう。

★クレンジングと洗顔で肌に不要なものを取り除き、スキンケアが浸透しやすい肌環境に整えましょう。

★化粧水やクリームなどで十分な保湿をし、肌のうるおいを保つスキンケアをしましょう。

★丁寧にハンドプレスしてやさしくなじませるようにしましょう。

【2】紫外線対策をきちんとする

シミの原因である紫外線を日焼止めなどでカットし、メラニン色素の過剰な生成を抑える効果が期待できます。紫外線は一年を通して降り注いでいるため、塗り忘れに注意しましょう。

★紫外線は、日焼け止めは外出しないときや紫外線が弱い時期でも、1年を通して塗ることが大切です。

★ムラなく日焼け止めを塗りましょう。

手のひらに適量(顔全体には小豆2粒大)のせ、両頬・額・鼻・あごの5点におき、顔全体に塗り残しのないようになじませます。首やフェイスラインまで塗り残しのないようにしましょう。

★顔だけでなく首や腕なども紫外線から肌を守るために、帽子やサングラス、日傘などの紫外線対策アイテムを活用するのもおすすめです。

【3】正しい生活習慣

十分な睡眠やバランスのとれた食生活、適度な運動、ターンオーバー(肌の生まれ変わり)のサイクルが正常化へ導きます。また、ストレスがシミの原因にも影響を与えるためストレス解消も心がけましょう。

★良質な睡眠を心がけるために、寝る直前にスマホの閲覧を避けることも大事。

★肌の新陳代謝を上げるためには、タンパク質、ビタミン、亜鉛などを取り入れましょう。

おわりに

シミは紫外線やストレス、間違ったスキンケアなど、さまざまな原因で発生します。外出時の紫外線対策や日々の正しいスキンケア、バランスのとれた食事などを心がけて、シミができにくい肌へと導いていきましょう。

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