こんなお悩みございませんか?
- 紫外線を浴びる機会が多い
- 紫外線によるシミを予防したい
- どんなスキンケアをすればいいのかわからない
健やかな肌を保つためには、紫外線対策が欠かせません。UV効果のある日焼け止めやファンデーションでの対策が効果的ですが、実はそれと同じくらい重要なのが「肌の保湿」です。
今回は、紫外線対策のスキンケア方法をご紹介します。
ビューティーアドバイザー 戸塚 佑佳
国際エステティック専門学院AMC静岡校の講師、スキンケアサロンエミュアールの店長として、正しい化粧品選びのアドバイスをしている。
紫外線が肌に与える影響
紫外線は、太陽光や蛍光灯などから放出される光の一種で、肌にさまざまな影響を与えます。
主に「UV-A」と「UV-B」の二つに分類され、「UV-A」は肌の奥の真皮にまで届き、コラーゲンやエラスチンといった肌にハリと弾力を与える組織を生成する細胞にダメージを与えるといわれています。そのため、「UV-A」を浴び続けると、シワやたるみといったトラブルの原因になります。
一方、「UV-B」は表皮にダメージを与え、肌が赤くなったりヒリヒリしたりして、肌に炎症を起こします。また、シミやそばかすの原因となるメラニンを増加させます。 紫外線は、曇っている日でも家や車の窓ガラスを通り抜け、肌に影響を与えます。そのため、日常的な紫外線対策が健やかな美肌の維持に欠かせません。
紫外線対策のカギは「保湿」
肌には本来、紫外線などの外的刺激から肌を守る「バリア機能」が備わっています。しかし、水分や皮脂が不足して肌が乾燥してしまうと、バリア機能が低下し、紫外線などの外的刺激を受けやすい状態になってしまいます。せっかく日焼け止めを塗っても、肌が乾燥していては日焼け止めの効果が十分に発揮できない可能性もあります。
一方、しっかりと保湿された潤いのある肌は、バリア機能が正常に働いているため紫外線ダメージから肌を守ることができます。
紫外線ダメージを受けにくい健やかな肌を保つためには、毎日のスキンケアで肌にたっぷりの潤いを与え、肌が本来もっているバリア機能を維持することが大切です。
紫外線対策につながる保湿スキンケア方法
「保湿」は紫外線対策に欠かせないスキンケアです。毎日のスキンケアでしっかり保湿することを意識しましょう。
化粧水で“与える”スキンケア
洗顔後は肌の水分が蒸発しやすい状態のため、すぐに化粧水で水分を補給することが大切です。肌の隅々にまで潤いを与え、みずみずしい肌を維持しましょう。
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使い方
- 手のひらに1プッシュ(100円玉大)をとり、顔全体になじませて、やさしく押さえこみます。
- 2回目も同様に顔全体になじませて、やさしく押さえこみます。
- 目元・口元の乾燥が気になる方は、指の腹を使い、丁寧に重ねづけします。
クリームで“守る”スキンケア
スキンケアの最後は、クリームで肌の潤いを閉じ込めましょう。クリームは、化粧水で肌に与えた水分を逃さないようにフタをする役割があります。
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使い方
- スパチュラでパール粒量を手のひらにとり、顔の5ヵ所(額・両頬・鼻・顎)にのせ、顔全体に薄くのばして、よくなじませます。
- 頬が手のひらにモチッと吸いつくまで押さえ込むと、うるおいが定着します。
おわりに
紫外線対策をいかにきちんと行うかによって、数年後の肌が変わってきます。毎日の保湿ケアとUVケアで、紫外線に負けない健やかな肌を目指しましょう。
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