スキンケア｜更新：2023.11.13

【9月の肌】加速する肌老化をSTOP！

ビューティーアドバイザー　戸塚佑佳
国際エステティック専門学院AMC静岡校の講師、スキンケアサロンエミュアールの店長として、正しい化粧品選びやスキンケア方法のアドバイスをしている。

今年の秋はダメージケアが違う！？

夏の紫外線対策として、日焼け止めはもちろんのこと日傘、サングラス、帽子などフル装備で防御された方も多いと思いますが、しっかり対策をしても肌は紫外線ダメージを受けています。
そして、今年は毎日の生活に欠かせなくなった「マスク」による肌荒れに悩まされた方も多いかと思います。

「夏の紫外線ダメージ」「マスクの摩擦による刺激」「マスクによる高温多湿の肌環境」といった肌を刺激する原因が、この秋に肌荒れや肌悩みとして現われます。
肌は、常に細胞分裂して、日々新しく生まれ変わっていますが、生まれ変わろうとしている細胞がダメージを受けているため、夏が終わった秋でも肌トラブルが絶えずそのまま冬を迎えてしまいます。代表的なものでいうと、シミ・くすみ。このほか、肌のハリが失われ弾力不足を感じるなど『老化肌』が多くみられます。また、気温や湿度が下がると空気が乾燥し、カサカサした肌になることも……。

夏のダメージと、冬の乾燥が迫ってくる秋だからこそ、普段のケアがより欠かせなくなってきます。
しっかケアをしないと、肌の老化が加速するかもしれません。

1つでも当てはまれば「肌のSOS」のサイン

□　シミが濃くなった

□　肌がゴワついている

□　肌がくすんでいる

□　たるみを感じる

□　肌が硬い

□　肌がカサつく

夏の過酷なダメージを受けた肌はこんな状態

ダメージ1　紫外線のUV-AとUV-B

紫外線の刺激により、表皮の基底層にあるメラノサイト(色素細胞)へ指令が届き、メラニン色素が生成されます。
生成されたメラニン色素は、表皮の細胞に広がり紫外線を吸収しながら肌を守る役割をします。
しかし、強い紫外線を長時間浴びると過剰に生成されシミやそばかすになります。
また、紫外線は真皮層にも刺激を与えハリや弾力を担うコラーゲンなどにダメージを与えシワの原因となります。角質除去や美白ケアでターンオーバーを促し、マッサージで血行促進をしながら、栄養供給を行いましょう。

ダメージ2　刺激による乾燥

紫外線による刺激とマスクの摩擦で、角質層が乱れ乾燥している状態です。乾燥は、肌内部の水分保持力が衰え、バリア機能も低下しているため肌の炎症にもつながります。保湿を徹底的に行い、肌の修復と水分蒸発を防ぎましょう。

ダメージ3　角質の層が厚い状態【角質肥厚】

ストレスや生活習慣、摩擦によるダメージなどによってターンオーバーの周期が乱れ、本来剥がれ落ちていくはずの古い角質が肌表面にどんどん溜まっている状態です。古い角質を落とし肌本来の機能を取り戻しましょう。

毎日のスキンケアでダメージをリセット！

エミュアールのスキンケアは、カンゾウエキスをはじめとする天然のホワイトニング成分を贅沢に配合し、シミの原因となる「メラニン」生成を抑制。できてしまったシミにもアプローチし、なめらかな透明感のある肌へと導きます。
また、肌表面に古い角質があると、透明感が失われ新しい細胞が生まれ変わりにくくなるうえ、くすみや色素沈着の原因になります。
毎日の洗顔で不要な角質を除去し、ターンオーバーを促しましょう。