毎日のマスク生活で「笑顔が少なくなった」「人との会話が減った」などの理由で、表情筋を動かす機会が減り、口もとのたるみやシワなど、マスクを外した時の老け顔に悩む方が急増。
また、マスクで隠れない顔の上半身には常に視線が集中しているため、目もとケアにも注目が高まっています。
忙しくても続けられる上手なお手入れの仕方で、老け顔を予防しましょう。
ビューティーアドバイザー 戸塚 佑佳
国際エステティック専門学院AMC静岡校の講師、スキンケアサロンエミュアールの店長として、正しい化粧品選びのアドバイスをしている。
目次
Q.目尻のシワには何を使えばいい?
目元は皮膚が薄く、皮脂腺や汗腺もほとんどなく、とても乾燥しやすいので肌ダメージも大きくなりがち。
乾燥による浅いシワは、化粧水・クリームでしっかり保湿をすることで改善することができますが、深いシワには『シワ改善に特化したクリーム』を使ったポイントケアがおすすめです。
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●リンクルクリア
塗った直後から肌を引き締め、ハリと潤いを蘇らせる集中ケアクリーム。使い続けるほどにふっくら元気な印象の目もとに。
化粧水とクリームでたっぷり保湿した後、適量をぬりのばします。
Q.目の下のクマが目立ってしまう…
クマの原因は睡眠不足だけでなく、PCやスマホの使い過ぎなどによる目の疲れ、血行不良などさまざまです。まずは生活習慣を見直し、クマの原因を取り除きましょう。
くすみや色素沈着が原因で、目もとがどんより暗い時には、美白美容液を使ったケアがおすすめ。
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●エンリッチドPTエッセンスW
贅沢な美白成分が肌の老化を防ぎ、シミやくすみなどで傷んだ肌を修復。メラニン生成を抑制するアンチエイジング×ホワイトニングの皮膚再生美容液。
分子量が小さいため、洗顔後すぐの肌になじませると効果的。顔全体になじませた後、気になる部分には指先で軽くトントンとなじませましょう。
●アクアゲルカラーファンデーション
クマをカバーしたい時は「ムーンイエロー」がおすすめ。少量をなじませることでナチュラルにトーンアップします。
Q.口周りのむくみを取りたい
マスクを常につけていることで、どうしても減少するのが顔や口もと周りの筋肉の運動量。運動量が減ると筋肉に血液やリンパ液を押し流す動きが減り、むくみやすくなります。
口を大きく開ける、口角を上げるなど、マスクの中でも意識的に筋肉を鍛えましょう。
また、無意識の癖や習慣が原因になっている可能性も。睡眠不足、塩分や糖分の摂りすぎ、ついついTVを見ている時に口が開いてしまうなど、生活習慣も見直してみましょう。
Q.口角が下がって不機嫌顔に…
加齢に伴う肌の弾力低下と、筋肉の衰えに対応すべきは、筋肉を鍛える運動はもちろん、毎日のスキンケアの時に下から上へ「引上げながら」を心がけ上向きに塗ること。毎日の動きでクセづけをしましょう。
キレイの習慣を積み重ねることで、ぐっと印象が変わります。
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●クリアクリームレーム
Wコラーゲン配合で、肌の内側と外側からWの保湿作用。うるおいと弾力のある素肌へと導きます。
毎日のスキンケアの時間を有効に使い、たるみを予防しましょう。
おわりに
顔の半分以上が隠れるマスクですが、 その分視線は目もとに集中しています。目もとのシワやたるみは早めにケアを。そしてマスクを外した時の顔にがっかりしないためにも、隠れている部分のスキンケアを怠らないよう心がけましょう。
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