年度の変わり目を迎える3~4月。
転勤、部署移動、就職、進級、進学など、職場環境や人間関係の変化が一挙に押し寄せる時期です。新鮮でワクワク気分もありますが、精神的なストレスも大きくなりがちなこの時期、自分にあったストレス解消法を取り入れて、心や体にストレスを溜め込まない体づくりをしていきましょう。
ストレス解消法として、今日から身一つで始められる運動をおすすめします!
活力ある毎日を過ごすためには、運動は欠かせません。運動は、健康面のみならず精神面にもとても良い影響を与えます。
目次
運動がもたらす「幸せホルモン」
精神的健康には脳内の神経伝達物質が大きな影響を及ぼしていることが知られています。運動することによって脳の血流がよくなり活性化され、心に安らぎをもたらす「セロトニン」などの神経伝達物質が脳内に増えることが分かっています。セロトニンは、近年「幸せホルモン」などと呼ばれ、やる気や幸福感に繋がり、ストレスに対して効果のある脳内物質です。心が落ち着いて爽やかな気分になるといわれています。
運動の効果
①気分転換効果
運動をしているときは、集中することによって嫌なことや余計なことを考えなくなるため、体だけでなく、気持ちもすっきりします。
②リラックス効果
適度な運動をすることで、体全体の血流が良くなり体が温まり、筋肉の緊張が解けリラックス状態になります。
③自信回復効果
継続して運動を行うことによって、「前よりも速く走れるようになった」「体が軽くなった」など満足感や達成感などの快感が得られ、自分に自信がもてるようになり、自然と気持ちも明るくなってきます。
ストレス解消運動のポイント
●「気持ち良いと感じるペース」を保つ
身体が温まり、軽く汗ばむ程度の運動を1日20分程度、「スッキリした」と思えるぐらいで、無理をしないことが大切です。
●就寝3時間前までに済ませる
就寝直前に運動すると興奮して眠れなくなってしまいますので、寝る3時間前までに運動を済ませるのが理想です。
●継続させる
1日だけ頑張っても意味がありません。習慣づけることが大切です。
おすすめの運動
●セロトニンが活性化する有酸素運動
・軽いランニング
・サイクリング
・ダンス
●リラクゼーション効果が得られる運動
・ヨガ
・ストレッチ
おわりに
日々の生活の中でストレスはつきものです。ストレスを溜め込んでしまわずに解消することが大切であり、楽しみながらできることが一番です。日頃から運動を習慣にする事でストレスを溜めにくい体をつくっていきましょう!
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