こんなお悩みございませんか?
- 背中ニキビが繰り返しできてしまう
- 気づくと胸元(デコルテ)がブツブツしている
- どんなケアをすればいいのかわからない
顔と同じく、背中や胸元(デコルテ)もトラブル起きやすい部位です。特に背中はケアしづらい部位のため、悪化してしまうことも多いのではないでしょうか。
今回は背中ニキビ・デコルテニキビの原因と、ニキビの予防方法をご紹介します。
ビューティーアドバイザー 戸塚 佑佳
国際エステティック専門学院AMC静岡校の講師、スキンケアサロンエミュアールの店長として、正しい化粧品選びのアドバイスをしている。
目次
背中ニキビ・デコルテニキビの原因
洗い残し
シャンプーなどのヘアケア剤、ボディソープなどの流し残しがあったりすると、汗や汚れと混じった皮脂が毛穴に詰まって、炎症を起こしてしまいます。
汗や皮脂
背中や胸元は皮脂や汗の分泌が多く、顔と同じくらいニキビができやすい場所です。皮脂や汗をそのままにすると毛穴詰まりを起こし、ニキビの原因となってしまいます。
ホルモンバランスの乱れ
睡眠不足やストレスなどが原因でホルモンバランスが乱れると、古い角質が毛穴から排出されにくくなったり、皮脂が過剰分泌されたりして毛穴が詰まり、ニキビの原因となります。
脂っこい食事や偏った食生活も、皮脂の過剰分泌や肌のバリア機能低下を引き起こすことがあるため要注意です。
背中ニキビ・デコルテニキビの予防方法
毎日のケアの基本は、お風呂で肌をキレイに洗うこと。
背中は顔に比べると洗いにくい部分であるため、まずは体の洗い方から見直してみましょう。
くり返しできる場合は、顔と同じように生活習慣や環境が影響している場合もあるので日常生活も振り返ってみましょう。
●かけ湯を十分にしてから洗う
肌が乾燥している場合、いきなり洗い始めてしまうと肌に負担をかけてしまいます。かけ湯をきちんとすることで毛穴が開き、汚れもきちんと落ちやすくなります。軽くお湯をかけ、汚れが落ちやすい状態にしましょう。
●たっぷりの泡で洗う
体を洗う時のもっとも大切なポイントは、「しっかりと泡立てる」ということです。
たっぷりの泡で洗うことで、肌表面だけでなく毛穴汚れまで泡が吸着してくれるため、しっかり汚れを落とすことができます。 肌の上で泡立てるのではなく、泡立てネットを使って、全身を包み込むくらいのたくさんの泡を作ってから洗いましょう。
●ゴシゴシ洗わない
ゴシゴシと力を入れて強く洗うと、肌にダメージを与えてしまいます。肌のバリア機能を果たす角質層が傷つき、必要な皮脂も落としすぎてしまい、潤い不足の原因になります。特に敏感肌・乾燥肌の人は、ナイロン製のゴワつきやシャリ感の強い素材による摩擦は避けましょう。
●入浴時には上から順番に洗う
先に体を洗ってしまうと、せっかくキレイになった体にシャンプーやリンスなどがついてしまいます。髪→顔→上半身→下半身の順番で洗うことを意識してみましょう。
入浴時は、シャンプー・リンスなどが首元や背中に残らないよう、しっかり洗い流して下さい。流す時は、横向きに流すと顔や背中につきにくくなります。
●熱すぎないお湯で洗い、洗い残しをしない
約38度のお湯で上からしっかり洗い流しましょう。
少々ぬるく感じるかもしれませんが、肌に負担を与えない温度となります。 泡や汚れが残らないよう、隅々まで丁寧に洗い流しましょう。
●清潔なタオルを使用する
何度も使ったバスタオルは雑菌が繁殖しています。タオルは常に洗いたての清潔なものを使いましょう。抗菌効果のあるタオルもおすすめです。
●衣服や寝具を清潔に保つ
衣類や寝具が清潔な状態でないと、雑菌が付着してさらにニキビを悪化させる原因となります。シーツやパジャマなどの寝具はこまめに洗い、清潔に保ちましょう。
また、背中に触れるものは、刺激の少ない素材のものを選びましょう。汗を吸収し、通気性のいい綿素材の洋服がおすすめです。
●保湿ケアをする
肌の乾燥もニキビの原因になります。顔と同じように、洗った後は化粧水とクリームで保湿ケアをしましょう。
●生活習慣の見直し
肌のターンオーバーを正常化して老廃物を溜めこみにくい肌を作るためには、十分な睡眠をとることが大切です。
ホルモンバランスが崩れて皮脂の過剰分泌が引き起きないよう、適度な運動やストレス発散も心がけましょう。
●食生活の見直し
脂っこい食べ物や炭水化物など、皮脂の過剰分泌を引き起こす食事に偏らないように注意しましょう。ビタミンが含まれる野菜や肉、魚を中心にバランスの良い食事を心がけることが大切です。
ボディケアにおすすめのアイテム
背中ニキビやデコルテニキビを防ぐために、普段使っている石けんやボディソープ、化粧水を見直してみましょう。
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おわりに
顔と同じく、肌を清潔に保つことと、保湿ケアをすることが大切です。また、食事や睡眠などの生活習慣も見直してみましょう。
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