冬本番!厳しい寒さと乾燥は、肌にとって大敵です!
毎日スキンケアしているのに、「肌がカサカサ」「潤いを感じない」「乾燥がちっともよくならない」と感じていませんか?
冬のスキンケアで一番見落としがちなのが【洗顔】です。
まずは朝の洗顔方法を見直し、潤いたっぷりな美肌を目指しましょう。
ビューティーアドバイザー 戸塚 佑佳
国際エステティック専門学院AMC静岡校の講師、スキンケアサロンエミュアールの店長として、正しい化粧品選びやスキンケア方法のアドバイスをしている。
目次
洗顔についてのアンケート
忙しい朝、女性たちはどのように洗顔をしているのか聞いてみました。
『洗顔料を使って洗顔していますか?』という質問で、「いいえ」と答えた人の多くは「洗顔は乾燥によくない」というイメージを持たれている方が多くいらっしゃいました。
冬の肌と洗顔について
冬は湿度が低く、空気の乾燥や寒さといった過酷な環境にさらされています。そのため、体が冷え血行不良になり肌の生まれ変わり(ターンオーバー)が正常に働かず、古い角質が残りやすくなり「カサカサ」「ゴワつき」「くすみ」の原因に。さらに、汚れや古い角質が残っている肌は、スキンケアで保湿成分の浸透を妨げ効果が表れにくくなります。
また、寝ている間の自分の皮脂や汗、化粧品の油分も、酸化すると刺激物質に変化します。キメの乱れ、化粧ノリの悪さ、毛穴目立ち、ニキビトラブルになることがあります。
肌の刺激になる汚れや古い角質を取り除き、ターンオーバーを促すために、冬もきちんと洗顔することが大切です。
肌状態に合わせた「朝の洗顔方法」
夏と違い、冬は外気の湿度が下がり肌の水分が奪われやすい状態です。
また、体温・汗・皮脂の分泌量も低下するため、肌のコンディションを立て直すためにも、肌の状態に合わせて朝の洗顔方法を見直すことが大切です。
今回は、「ぬるま湯のみ」「洗顔料」の2通りの洗顔方法をご紹介します。
洗顔の前に
■肌の温度
まずは、自分の肌は冷たいですか?温かいですか?
冷たい方は、『顔を温めてから』洗顔をしましょう。洗顔の前に肌を温めると、毛穴の奥の汚れや古い角質が落としやすくなります。
蒸しタオルを顔に約2分ほど当て、肌のこわばった感じをなくしてから洗顔を始めましょう。
■洗い流す水の温度
顔を洗う際の水の温度は、注意が必要です。熱いお湯で顔を洗い続けると、必要な皮脂や水分が落ちてしまい乾燥肌を招いてしまうこともあります。「ぬるま湯」で洗うのがベスト!
【ぬるま湯のみ】で洗顔する方法
ぬるま湯のみで朝洗顔する肌タイプは「赤ら顔」「敏感肌」「ヒリヒリ肌」「重度の乾燥肌」です。
肌のコンディションは、毎日違うものですから洗顔する時にはしっかり自分の肌を目で見て「赤みがないか?」「ヒリヒリする所はないか」確認しましょう。
1週間以内に、顔に化粧品を塗った後・洗顔料で洗顔した後などにチクチクする感じがしたり、ヒリヒリと焼けたような感じがしたりする方は、ぬるま湯でサッと朝洗顔しましょう。
<ポイント> 部分洗顔する
小鼻の脇やTゾーンは、ぬるま湯だけで汚れをオフできないことがあります。時には、洗顔料を使用しましょう。
【洗顔料を使用】して洗顔する方法
自分の皮脂や汗、化粧品の油分が酸化すると刺激物質に変化します。これらは肌表面の角質を刺激し、キメの乱れ、化粧ノリの悪さ、毛穴目立ち、ニキビトラブル、スキンケアの浸透の妨げにつながります。肌の調子が悪いと感じたら、洗顔料を使用して朝洗顔をしましょう。
おわりに
乾燥する冬だからこそ、肌の見極めが必要となります。毎朝、「自分の肌の調子は?」と意識し、洗顔料を使うか使わないかを判断しましょう。
おすすめアイテム